2020/02/03 17:34

先月の松の内を過ぎた頃、年賀ハガキが足りなくなり買いに行きました。夜だったので郵便局は諦めコンビニへ。店員さんに年賀ハガキはまだ置いているか尋ねると、ハガキの種類も枚数もまだ十分揃っているようでした。


無地を2枚だけお願いすると、会計のときにその女性店員が笑顔でひとこと「筆まめですね」と言うので思わず笑ってしまいました。そもそもコンビニでマニュアル以外の会話が生まれるとは予想も心構えもしていなかったので、びっくりしました。「そ、そうですか?」と照れ笑い。

年齢不詳、国籍不詳に見えた店員さん。突然の「筆まめですね」がなんだか可笑しくて、嬉しくもあり、店を出てからも少しのあいだ口元が緩みました。年賀状2枚で筆まめを発想するのか。なるほどなぁ。ちなみに私は実際に筆まめなほうなので、店員さん大正解。見抜かれました。

とはいいつつも、今年の年賀状はとうとう、気分的にも、"送ってくれた人にだけ返す"という完全受け身体制をとりました。そうしたら、結局例年よりグッと総枚数が減り、なぁんだ、もともと受け身体制の人結構居たのか、と思ったのでした。


木版画「ふたり旅」 2018年