2020/12/31 11:01

小さな偶然って日々のなかでたまにありますが、今年はやけにそれが多いなと思って過ごしていました。案外テレパシーかもと思うようなものや、ほんの些細な、あとから思い出せないくらいの小さなものなど。いずれにしても、その瞬間ちょっとだけ心が弾むものです。

ここまで頻発するなら忘れてしまうのももったいない。と思い、簡易ノートに『偶然メモ』なるものを付け始めました。

◯月◯日 
昼はオムライスにしようかなぁ、オムライス食べたいなぁと思っていたら、聴き流してたラジオの中でアナウンサーが「オムライス」と言った。

こんな感じに。

しかし、偶然メモを2つ書いた以降、ピタリと偶然に出くわさなくなってしまいました。カタチになんて残せると思うなよ、と偶然様からの通達のごとく。

きっと忘れた頃にまた偶然は起こるのだろうと、メモはまだもう少し止めずに続けてみるつもりです。
でも、このノート一冊、年月かけて偶然メモで埋まったら、最後は合算して奇跡みたいなものになるのでは?ならないか?最終的に運命と呼べるのでは……。
とか思って始めたわけではないですが。

来年も小さな偶然の重なりを楽しみにして。
どうぞ良いお年をお迎えください。
いつもありがとうございます。

木版画 2020年