柳瀬二郎×前野健太、弾き語りツーマン。下北沢440。

99年生まれという柳瀬さん。初めて歌声聴きましたが、とてもよかった。

ただならぬ才能を持った若い人がこうやって順々にポコッポコってこの世に生まれてくるんですね。どの世界も。

79年生まれのマエケンは一瞬で観客の心をつかんで、会場の空気がまたがらりと変わって面白かった。さすがの厚みです。

マエケンに憧れているという柳瀬さんは先攻で歌い終えると休憩時間に会場後方に来て、ステージで準備するマエケンをじっと見て、ため息まじりに「かっこいい……まじでかっけえ…」と思わず憧れの声を漏らしていて、それがすごくよかった。

まさに私の心の声を聞くようでもあったし、一見チンピラみたいな出で立ちの柳瀬さんの口から漏れ出たその言葉の純粋さが際立って、横で聞いていて気持ちが良かった。好感を持ちました。

年を重ねるっていうのはいいもんだよなと思う夜でした。

それにしても、気付けば4月ももう半ば。これはまた早いものですね。