前野健太ソロライブ。平日の夜の吉祥寺MANDA-LA2。

と、デジャブのように1ヶ月前と同じことを書いている。6月も明日で終わる。

初々しかった井の頭線沿いのアジサイ群が1ヶ月経って色褪せて、それでもまだ頼もしく咲いていた。

人間の私はすっかり湿気にやられていた。ダルさの抜けない毎日を過ごした。

けど、いよいよエアコン稼働。快適。割り切ってもっと早くつければ良かったな。

この幸せな冷んやり感が夏のはじまりでもある。

ライブはピアノ弾き語りの『愛はボッき』に目頭熱くなった。

どの曲にも真意みたいなものがあるとして、私にはつまるところそれが何かはわからないのだけど、胸はギュッとなる。

アンコールはギター抱えたマエケンが歌いながら観客の中を歩いてゆくのが通例。

初めて間近でギターの音を聴いたとき、離れたところで聴くのとはまた響きが全然違うと知って驚いた。

アコースティックギターって中は空洞なんだな、っていう響き。ふくよかな音の堂々たる存在感。

ライブハウスを出るとモワッと夜の風。これもまた夏。

BTSの『Dynamite』をマエケンが歌ったので、帰りに初めて本家を聴いてみた。まんまとハマる。

制作意欲がムクムク湧いてきた。