2023/09/02 23:16

8月、最終日。

アメリカ映画『対峙』を観てむせび泣いた。

涙、鼻水、ティッシュ、、、家で良かった。

横になって天井眺めて、しばし放心状態に。

感想があまり浮かばない。すごい映画だった。


そのあと思い立って前野健太×関取花ツーマンライブを観に吉祥寺へ。

スターパインズカフェというライブハウス、初めてなので少し緊張。

地下に降り、当日券を買う。


関取花さん、歌声も人柄もとてもかっこよかった。幸せそうな表情で歌う人である。

こんな風に歌う人を観たことがある気がして、そうだ杉瀬陽子さんだと今思い出した。

歌い終わりに溶けるような笑顔で「ありがとう」と言うのも同じで、とてもキュートだった。


マエケンライブは7月ぶり。

関取さんの歌で温まり、あと会場の天井が高いのが関係あるのか無いのか、気楽に観た。


ライブごとに、つくづくマエケンはふしだらな男だなぁと想像する。

呆れるほど色々アウトなのである。


にも関わらず、次々生み出される歌の、その純度の高さたるや。

私は結局それを大変ありがたく享受して、お金を払って、感動したりしている。

なんだか解せないこの循環。そもそもアウトなのは私なのだろうか。


などと問うこと自体、たぶんナンセンス。

さて私はどんな版画を作ろうか、と思い巡らす。