2024/12/10 20:59
カレンダーにまつわるお知らせをふたつ
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あいおいニッセイ同和損保2025カレンダー表紙絵を木版画で制作しました。椿の絵です。
岸田劉生、中川一政の椿絵で構成されているこのカレンダー。依頼を受けた今春、中川一政を図書館で調べて好きになりました。絵もいいのですが、画集に収録されていた随筆を読むとなんだか人柄に魅せられます。
自分の顔があんまり気に入らないという中川一政。それでも、自分の眉や目や鼻や口が一堂に会して協議した、その結果のカタチ、配置なのだから、それはそれで最善なのだろう。みたいなことを(全くうろ覚えだけど)書いていて、ああこの人いいなあと思いました。わたしも自分の顔には悩みが尽きません。でもパーツパーツが話し合って決めた結果、などと聞くと、なるほどそれも面白いと思えたのでした。
あいおいニッセイ同和損保主催の椿絵展が日本橋で開催中。
私の表紙絵原画も飾ってくださいました。
あいおいニッセイ同和損保椿絵コレクション展示
『切磋琢磨 – 響きあう個性』
11月30日(土)~12月22日(日)
11時~19時(最終日17時まで) 月曜定休【入場無料】
UNPEL GALLERY
東京都中央区日本橋3-1-6
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光陽メディア2025カレンダーにジロリの版画を使用していただきました。
去年に続き、2年連続ジロリ。ありがたいことです。
私が以前絵を担当した絵本『藤吉じいとイノシシ』(理論社)も光陽メディアさんで印刷されました。
ジロリとは、竹上妙、保立葉菜、山口あき、版画作家3人組。和光大学版画ゼミで知り合いました。
初3人展のタイトルがジロリ展。で、気づいたら3人の名称もジロリになっていました。これまで多数のジロリ展を開催しています。
三者三様、それぞれに違う技法があり、興味とこだわりがあり、互いへの憧れがあります。
共通点は、作品が生まれるきっかけとなる、ときめきの瞬間を生活や旅の中に、つい「ジロリ」と見つけてしまうということ。そして版画って楽しい、ということ。
光陽メディア製作2025ジロリカレンダーは販売もされています。
用紙は発色のきれいなヴァンヌーボ。色も限りなく原画に近づけてくださいました。
【ご購入はこちら】
・ウレシカ 店舗&オンラインショップ
・もりのこと 店舗(企画展「ここにいます」期間中12/12〜29)
どうぞよろしくお願いいたします。