2025/08/29 01:27

人間というのは孤独だから、それを味わい癒すための手段を人それぞれにいくつも持っている。

私にとってのそれが、今日はコメダ、な気が朝からしていて、夜、ノソノソやって来た。紙と筆記用具持って。


ミルクコーヒーに、初めてのポークたまごトーストが美味しかった。ゆっくり完食した。

ここは店の作りが比較的広々していて窮屈な感じがせず、そこが気に入っている。

一応持ってきた仕事のものを、テーブルに出してはみたものの、結局なんにもしなかった。代わりにこの文章を書いていた。


夜のコメダ。木とレンガ造りの店内が山小屋風に感じられ居心地よく、昼とはまた違う特別感に少しワクワクする。

あぁ、このままパジャマに着替えてここで一晩過ごしたい、とすら思った。

となりの客は皿を持ち上げてシロノワールをかき込んでいた。


これはでも、帰る家があるからこそ成立する楽しみなのだなと、しみじみお会計。

夜風が涼しく歩いて帰った。鈴虫のリーンリーンにときどき、ビリ、ビリビリと蝉の声が混じった。


家に着いてから、興味がわいてコメダのホームページをのぞいてみたところ、なるほど合点がいった。

”元気や英気を養い誰もがくつろげる「街のリビングルーム」でありたい” それがコメダのこだわり、願いであると書いてある。

すごいなコメダ。今夜のコメダなどはまさに、街のリビングルームで、私は明日への英気を養った。